日時     KIN 54  自己存在の月(22)12:28:50 (2006年11月8日)

朝、風呂から上がり、部屋に戻ると真っ暗な海が光り、

雷が鳴る。

厳島神社のすぐそばの旅館にいる。

昨日は、ダライラマ法王の修行僧の三要素の法話を聞き、

今日は、灌頂を受ける日だ。

黄色い宇宙の人の日。

雷を、神鳴り と意識し始めたのはいつからだろうか?

ウィリアム・コマンダというネィティブのアルガンキン族の長老が、

東京フォーラムで3000人の人の前で、ワンパムベルトに託された予言を開示したとき。

その日は、天気予報は完全に晴れだった。

ところが、その開示の1時間後には、

雷がなり、10秒でも雨に打たれるとびしょ濡れになるぐらい、

年に一度あるかないかぐらいの雨になった。

数日後に長老ウィリアム・コマンダにインタビューしたときに、

あの雷と大きな雨の意味は? と聞くと、

それは、語るべきものではない。と答えた。

彼のメッセージは、それは感じるべきもので、

お前は、感じているはずだ・・・ということをテレパシーで語っていた。

そして、TBSのカメラマンのカメラをはずさせて、

お前だけに見せる。

といって、彼のビジョンだといういくつかの絵を見せてくれた。

そのビデオ「REBERTH」というタイトルであったが、1997年、

そのなかで、長老ウィリアム・コマンダの癒しの歌に、詩を書いた。

・・・・

コンクリートで固められた東京の大地でさえ感じているのに、

どうして、人は感じないのか?

・・・・

昨年、外部プロデューサーとしてコンサルタントをしているホテルの神社に、

コノハナサクヤヒメを富士宮の浅間大社から、正式に御分霊いただいて

お祀りしている。

それは、ディズニーランドとディズニーシーをあわせた以上の敷地のある

リゾートホテルなのだが、

その山に熱海桜という日本で一番早く咲く桜を植え始めたからだ。

リゾートの意味を、先代の社長は自然郷と考え、

柳瀬は、

それを自然の摂理を取り戻す場が、リゾートと読み解き、

4年前の秋から、月の癒しのおもてなしというのを行い、

月を感じることを通して、自然のリズムを取り戻してもらおう、という趣旨だが、

冬のテーマが、桜である。

花を咲かす、泊まりに来た方の心に、花を咲かすおもてなしを目指す。

この山に植樹する熱海桜が、自然の摂理の中で根付くように、ということで、

もともと祀っているオオヤマネヅノカミに、その娘であるコノハナサクヤヒメを

お祀りさせていただく。

そのご分霊の儀式を浅間大社で正式に行い、

熱海の来宮神社の宮司にホテルの敷地内の曾我神社で、

合祀の儀式の準備をしていただいた。

コノハナサクヤヒメの御霊を

曾我神社に、合祀する儀式の時に、

まさしく、その瞬間に

稲妻が光り、神鳴りがなった。

曾我浅間神社の誕生の一瞬である。

鳥居が出来、由緒書きがこの趣旨を伝え、

毎日、多くの来訪者が、手を合わせてくれている。

天気がよければ、千人を超える人が手を合わせてくれている。

2003年、9月11日。中秋の名月の日。

平安神宮で、「京都、満月祭り 梅若六郎、9.11平和祈願の薪神事能」

というものを企画した。

9.11世界中が、平和を祈願する日にするために、

平安という言霊の響く神社で、

中秋の名月の日に。

その前年には、ニューヨークで、

平和祈願の 創作能 祈り を舞った梅若六郎さんが、

その封印を解いて、創作能 祈り と

翁 を平和祈願として舞う、という趣向だ。

不抜の儀式を平安神宮の神官にお願いしたあと、

神代の武道とは、矛を収める為のもの、という言霊の武道 和良久 の演舞。

始まる前から、南西の大阪のほうから、稲光が始まり、

神鳴り、と 東の空に、満月・・・

そして、暗雲が空を覆いながら、天はすっぽりと抜けている・・・

という不思議な空間の中、雨は降らず、神事能をあさめることが出来た。

今朝の雷、・・・・

それが神鳴りとしての意味を持つかどうかは、

今日、集まる人の心にかかっているのだろう。

    Universal love and in lak’ech!