日時     KIN 102  リズムの月(14)06:18:10 (2006年12月26日)

クリスマス・イヴ に2年連続、コズミック・ダイアリー・セミナーを行いました。

自由が丘に行く、というのは、

長年住んだ場所のエネルギーを循環させる

特別な感覚があります。

昨夜、ドラマ『のだめカンタービレ』最終回。

前々回も、HDD で 前回の『のだめカンタービレ』を観て、

娘と一緒に、涙・・・・

音楽の力、

その音楽の力を生み出そうとする、営み・・・

そこに、根源的な宇宙生成のエネルギーを感じる。

クラシックと、自分の責任において最初に関わったのは、

震災の後、サントリーホールで行った、

チャリティ・コンサートを企画し、プロデュースした時だ。

何かをしたい、みなさんが思ったと思う。

(様々な試みがなされた)

その思いを、顔見知りのアーチストの方に伝え、共振していただいた。

演出を考えつつ進めた、そのリハーサルで、

フルートの神崎さんが、立つ位置が、2メートル違うと、

音の響きが変わることを知る。

サントリーホール自体が、楽器であること。

そして、観客が入ると音が変わること。

そんなことを含めて、鎮魂と再生の思いを、

サントリーホールに集まった、2000人の人々が

芸術を通して、心をひとつにし、『祈り』の空間を形づくることによって

この場に『癒し』と『励まし』の大きなエネルギーが生まれるために、企画し、プロデュース、創造した。

仕事でなく、お金のためからでなく、

純粋に、思いから、

思いから、宇宙につながる思いから、

創造、プロデュースした、最初のコンサートだったと思います。

まず、井上圭子のパイプオルガンによる、バッハの「幻想曲」が、荘厳な空間をホール全体にかもしだし、さらに、神崎愛のドビュッシーの「シランクス」が呼び笛となり、團十郎の翁、尾上松助の千歳、中村橋之助の三番叟が登場する、という演出。

サントリーホールに、舞台用の板を敷き詰めたのは初めてで、この後、

梅若六郎氏の能などが、サントリーホールで行われる先鞭をつけたと、

後に、ホール関係者から聞く。

音楽のもつ、芸術の持つ、本来の役割と力。

それを、ドラマでさえ、呼び起こしてくれます。

当時、小学生入学前の長男も、18歳。

家族一緒に、『のだめカンタービレ』最終回をクリスマスに観た。

サントリーホールが、心の深いところから、懐かしい。